COLUMNコラム

飲食店のお掃除で特に大変な箇所のひとつが、厨房の換気扇。日々大量の調理をする飲食店の換気扇は、ベタベタの油汚れがこびりつきます。放置するほど頑固な汚れとなり落ちにくくなるため、こまめなお掃除が大切です。そこで今回は、換気扇の掃除方法について詳しくご紹介します。

換気扇の掃除方法

換気扇のしつこい油汚れを落とすポイントは、「浸け置き」することです。まずはキッチンや床に新聞紙を敷いて養生します。換気扇は電源プラグを抜いてからフィルターを外し、可能であればファンやネジなどの部品も外します。

シンクにゴミ袋を広げ、その中に100gほどの重曹とお湯を入れて溶かします。重曹のほか、セスキ炭酸ソーダやオキシクリーンでも効果的です。外した部品を浸けて、お湯が漏れないようにゴミ袋の口をしっかりと結んだら、1～2時間ほど浸け置きします。

その間に、外せない部品を洗います。重曹を溶かした水をスプレーで吹きかけて、スポンジでこすって汚れを落としましょう。雑巾で水拭きして重曹を落とした後、乾いた雑巾で拭いて仕上げます。

浸け置きした部品もブラシやスポンジを使って擦り、しっかり乾かしてから元に戻します。

業者に依頼するのもひとつの手

長い間汚れを放置した換気扇は、油汚れが固まって落ちにくいだけでなく、換気扇の部品も取り外しにくくなっています。無理に外すと破損や故障する可能性もあるため注意が必要です。自分で掃除するのが難しい場合は、業者に依頼するのもひとつの手です。専門業者に任せると、自分で取り外しが可能な部品だけでなく、フードカバーや照明なども分解して細部まできれいに洗浄してくれます。弊社でも、メンテナンス等のご相談を承ることができます。

換気扇を隅々まできれいにしよう

今回は、換気扇の掃除方法について詳しくご紹介しました。浸け置きすることで、換気殿のしつこい油汚れもスルッと落ちやすくなります。定期的に掃除して、ピカピカの換気扇を保ちましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。メンテナンス等のご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。