COLUMNコラム

飲食店経営者はカウンターを侮るな！コンセプトに合ったカウンター

【出店計画】

2019.09.05

成功するお店ではそれぞれ確固としたコンセプトがあり、それを全面的に打ち出していくことで何度も来店してもらえるリピーターを作り出すことができます。

では、どこを特に力を入れればいいのかというと、その一つとして「カウンター」があげられると思います。

お客様が感じる店内の第一印象が重要なのと同様に、カウンターは飲食店のファーストインプレッションの重要な要素です。

またこのカウンターの魅せ方によって、お客様の滞在時間をどのように過ごして欲しいのかを左右する要素ともなり得ます。

カウンターの作りを変えるだけで、スタッフとお客様とのコミュニケーションの形も大きく異なってきます。
ここでは具体的にカウンターの種類とその効果について見ていきたいと思います。

よく見る一直線型のカウンターです。
スタッフとお客様が向き合う形となるため、スタッフとお客様間でのコミュニケーションが取りやすくなり、料理やドリンクの提供も素早く楽になります。
また、スペースも削減できるため、坪数が少ないお店でも頻繁に取り入れられるスタイルです。

お客様が向き合う形となるため、お客様同士でもコミュニケーションが生まれ、店内が賑やかな雰囲気になります。
スタッフにとっては店内を俯瞰してみることができ、お客様に対してスムーズな対応ができます。

お客様から見て、どの角度からでも調理の様子を観れるのがL字型のメリットです。

I字型を少し延長し、コの字型から一つカウンターを消しただけのL字型のカウンターですが、ほかの2つと比べて不思議と落ち着いた雰囲気が出るので、寿司屋や小料理屋、静かなバーなどのお店にオススメです。

カウンターの種類だけではなく、高さに関しても考える必要があるでしょう。

ローカウンターは高さが70cmほどの席です。ゆっくりと座ることができて、くつろぎやすいのが特徴です。

ハイカウンターでは椅子が90 – 100cmほどの高さがあります。非常にモダンで、デザイン的な面で洗練された印象を与えることができます。
その反面、足が地面につかなくなってしまうので、座り心地、居心地の面では若干ローカウンターよりは劣ります。

ミドルカウンターは上の二つのカウンターの、ちょうど中間の良いとこ取りのカウンターといえるでしょう。

カウンターは店のコンセプトを打ち出す役割があるだけではなく、お客様からの好感度にも直接作用します。
それだけではなく、どのようなカウンターにするかは、店の回転率にも大きな影響があります。

クリアデザインでは人間中心設計に基づき、オーナー様の打ち出したちコンセプトを尊重し、最適な店舗デザインを提供できます。
新店舗出店をお考えのオーナー様は、ぜひ一度、クリアデザインまでご相談ください。