COLUMNコラム

「リピート率」上昇のために。今後店側に求められるプッシュ型の施策

飲食店が迫られる「リピート率」を上げる施策

突然ですが、新規開業した飲食店の50%が1年以内に店をたたんでしまうというデータがあります。
非常にショッキングなデータかもしれませんが、やはり飲食店を長く続けていくためには売り上げを一定以上に維持する必要があります。

そのために「リピート率」というのは大事な指標です。

しかし、リピート率を上げたくない店舗はありません。
「どうしたらリピート率が上がるのか」が最も気になるところでしょう。

実際にリピート率を上げるための施策を行っても、上手くいかない店舗が多いようです。

本記事では「どのようにリピート率を上げていくのか」ということを具体的に考えていきます。

再訪を促す戦略とは?プル型とプッシュ型の二軸で考える

なぜリピートにつながらないのか?

なぜお客様がリピートしてくれないのかというと、それは、お客様が店舗自体を忘れてしまうからです。

たとえどんなに提供しているサービスや食事が良くても、時間が経てば徐々に店舗の記憶は薄れていってしまうものです。

つまり、お客様に「店舗自体を覚えてもらう」ことが非常に重要と言えるでしょう。

プル戦略とプッシュ戦略

突然ですが、プル戦略とプッシュ戦略というマーケティング用語があります。

プル戦略は「引っ張る」という言葉通り、受け身型のマーケティング戦略を指します。従来型の店舗経営は、来店したお客様に料理を提供する点でプル型のビジネスモデルです。
反対に、プッシュ戦略は顧客に対して積極的にアプローチして来店をしてもらうという戦略です。

要するに現代的な店舗経営においては、自慢できる商品を作って「ただ待っているだけ」というのは良くありません。

再度、店に来店してもらうには積極的に顧客に向けて広告をしていく必要があるでしょう。

そのためには顧客情報を得ることが重要となってきます。

そのお客様に合わせて、タイムリーな広告を出すことによって顧客の注意をひくことが可能です。

例えば、ポイントカードなどは有効な方法です。
ポイントカードを作ってもらうことで、店側としては顧客情報を集めることができますし、お客様側もカードを持っていることで、定期的にその店舗のことを思い出すので、実は大きな宣伝にもなります。

最近ではインスタグラムやFacebook、TwitterなどのSNSも戦略的に使っている店が多く、特に若者向けの店においては欠かせないツールと言えるでしょう。

何度も訪れてもらえる「店舗」づくりを

上のように主にプッシュ戦略を積極的にとっていくことがリピート率の向上に繋がっていくと言えるでしょう。

店舗設計の観点から言えば、お客様が「居心地がいい」と思ってもらえるような店舗作りをすることでリピーターを増やすことができると言えます。

私たちクリアデザインは、オーナー様のコンセプトに添いつつ、お客様や、従業員までも含め誰もが快適に過ごせる、または働ける店舗デザインを実践しています。

新店舗出店をお考えのオーナー様は是非一度、クリアデザインまでご相談ください。