COLUMNコラム
心理学的に見た入りやすい飲食店の色を考える。店のイメージにもこだわることが重要
心理学的な面から考えた入りやすい飲食店の色とは
新店舗出店をお考えのオーナー様であれば、飲食店をどのような色にすればいいのかということを悩んでいらっしゃる方も多いかと思います。
色彩学や心理学の観点からいえば、それぞれの色が与えるイメージはそれぞれ異なります。
赤色ならば警戒心や注意力を促す効果があるので、パッと見たときに赤色は特に目立ちやすくなります。
例えば、以前のマクドナルドの看板はほぼすべての店舗で赤色でしたが、それにより一目で「マクドナルドだ」ということがわかったほどでした。
その他にも青は冷静さ、緑は安心感、黄色は明るさ、オレンジは陽気さを司ります。
また、同じ色でも彩度や明度が違えば大きな違いが生まれてきます。
彩度や明度は色の鮮やかさになり、それらが高くなると陽気な感じが生まれ、それが低いと陰気、もしくは落ち着いた色を演出することができます。
さらに詳しく掘り下げれば、派手な色、地味な色、重い色、軽い色、強い色、弱い色、柔らかい色、硬い色など様々な色があり、それの組み合わせにより、また与える印象というのも変わってきます。
一概に「入りやすい店に共通する色」は存在しませんが、色によって与えるイメージを使いこなすことが、集客に強い店舗づくりにも直結します。
店のコンセプトと飲食店の色が合致しているかどうか
上で述べたように、色を工夫するだけで店舗の入りやすさは変化してくるということが言えます。
しかし、もし入りやすい店の色になっていたとしても店のコンセプトとその色のイメージが合致していなかったら、店のコンセプトは壊れてしまいます。
そして、結果的にコンセプトの意味をなさなくなるので、集客に関しては逆効果となってしまうのです。
また入りやすい店にするためには、店の色だけではなく看板の大きさや入り口の大きさなど様々な要素が重要といえるでしょう。
看板は大きく見やすくなれば、店の確認が容易にできますし、入り口が大きく開放的な感じであれば、お客様が気軽に入りやすくなります。
このようなトータルでのコーディネートが店舗デザインでは重要といえるでしょう。
色とコンセプトにこだわった店舗設計をするなら
店舗デザインの根源的な意味としては「店舗のコンセプトを伝える」ということにほかなりません。
そのためには色に関してもそれに合わせて緻密にしっかりと考えて配色すべきだと言えます。
私たちクリアデザインではオーナー様の店のイメージを汲み取りながら、入りやすいお店、集客の伸びるお店、みんなから好かれるお店というのを色とデザインにより実現していきます。
新店舗出店をお考えのオーナー様は是非一度、クリアデザインまでご相談ください。