COLUMNコラム

オペレーションの効率アップ!飲食店の「セルフサービス」

慢性的に人手が不足している飲食業界。人材の確保に四苦八苦し、少ない人数で回している飲食店も多いでしょう。そこで活用したいのがセルフサービスです。すでにさまざまな業種で導入されており、飲食業界でもセルフオーダーやセルフレジなどの波が広まりつつあります。今回は、セルフサービスのメリット・デメリットについてご紹介します。

セルフサービスのメリット

本来スタッフが行う業務をセルフサービスにして簡略化することで、スタッフの負担を軽減できます。人手不足を解消して労働環境が整うことで、離職率を低下させる効果も見込めます。

人件費の削減とサービスの簡略化によりできた余力を使って、お客様の満足度も高められるでしょう。料理の素材にこだわったり、商品をリーズナブルにしたり、お客様にとってより良いお店作りに尽力できます。

またセルフサービスには、コロナウィルス感染予防としてのメリットもあります。来店客と店員の接触が少なくて済むことで、感染リスクを下げられます。

セルフサービスのデメリット

セルフサービスを取り入れるには、食器返却スペースを作ったりお客様が行き来するスペースを十分に確保したりと、初期費用がかかります。

また、セルフサービスがきっかけでお客様からのクレームにもつながることもあります。お客様とのコミュニケーションが少なくなるため、些細なことでクレームが発生しやすくなるのです。

初めてのお客様だと、セルフサービスの仕組みが分からず戸惑ってしまうこともあるでしょう。サービスの手間は省けても、スタッフが毎回説明していると結局二度手間になってしまいます。お客様が戸惑わずスムーズに食事できるよう、店内POPや案内をしっかりしておく必要があります。

飲食店にセルフサービスを取り入れよう

今回は、セルフサービスのメリット・デメリットについてご紹介しました。従来のサービスに慣れていると、セルフサービスに抵抗を覚える方もいるかもしれません。しかし上手に取り入れることで、人手不足の解消やサービスの向上などさまざまなメリットがあります。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。