COLUMNコラム

飲食店の店長を悩ませる業務のひとつが、スタッフのシフト作成。スタッフが少ないと人手不足をカバーするのに一苦労ですし、逆にスタッフが多くてもそれぞれの要望に応えるのは大変です。手間も時間もかかるシフト作成ですが、システムを活用することで効率化することができます。今回は、シフト作成でよくあるトラブルとシフト作成のコツについてご紹介します。

シフト作成でよくあるトラブルは？

シフト作成は、月1〜2回の頻度で行われることが多いです。お店によっては週に1度で行っているところもあり、その都度細かい調整をしつつ時間と手間がかかります。

シフト希望が締め切りまでに集まらなかったり、追加で休みを希望されたりすることも多々あります。急な人手不足が発生すると、電話やメッセージで連絡して代わりのスタッフを急遽探さなければいけません。人が見つからない場合は、店長がカバーするほかありません。

スタッフによって時給が異なる場合は、人件費の管理も必要です。お客様へのサービスの質は保ちつつ、余分な人件費は削減できるようシフトを作成する必要があります。

シフト作成のコツ

シフト作成の手間を削減するには、シフト管理システムを導入するのがおすすめです。パソコンやスマホ上でシフト提出・共有が行えるので、締め切りまでに希望を集めやすくなります。その希望をもとにシフトを自動作成してくれるので、あとは微調整を行うだけ。シフト作成の煩雑な業務が一気に簡略化され、人件費の削減にもつながります。

シフト作成で気を付けるポイントは数多くありますが、中でも重要なのが人員のバランスです。ホール、調理、皿洗い、レジなど役割のバランスが取れていないと、「人はいるのにお店が回らない」という状況になってしまいます。普段からスタッフがどのポジションでもこなせるようにしておくのも良いでしょう。また、新人とベテランで人員に偏りがないかも重視します。ランチ時間や土日など、お客さんが多い時間帯は人員が不足しないよう注意が必要です。

効率よくお店を回せるシフト作成を

今回は、シフト作成でよくあるトラブルとシフト作成のコツについてご紹介しました。飲食店でスタッフを雇うなら避けては通れないシフト作成。月に1～2度、頻繁に行わなければならず大変な作業ですが、管理システムを使うことで効率化できます。人員のバランスに気を配りつつ、スムーズにシフト作成を行いましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。