COLUMNコラム

飲食店を開業するなら料理の品質はもちろんのこと、お客様がゆったりと食事を楽しめる空間にもこだわりたいですよね。そこでおすすめなのが、ソファ席を取り入れること。そこで今回は、飲食店でソファ席を取り入れるメリットについてご紹介します。

お客様がリラックスしやすくなる

普通の椅子と異なりフカフカでクッション性のあるソファは、お客様にリラックスしてもらうためには最適です。特にカフェのような業態では、長時間ゆったりと滞在されるお客様も多いです。普通の椅子に座ったままずっと同じ姿勢でいると、どうしても体が疲れてしまいます。ソファ席があることで、腰やお尻への負担が少なく過ごせるため喜ばれます。居心地の良さを重視するために、ソファを選ぶ際にデザイン性だけでなく座り心地もチェックしましょう。

ファミリー層に喜ばれる

ソファ席は、ファミリー層のお客様にとってはとてもありがたい存在です。飲食店ではよく子ども用のハイチェアが用意されていますが、ハイチェアが使えるのは腰がすわって自分でちゃんと座れる頃から。製品や子どもの成長にもよりますが、目安としては生後7～8ヶ月頃からです。まだハイチェアが使えない赤ちゃんや、大人用の椅子にじっとしていられないお子様でも、ソファ席があればゆったりと過ごせます。パパもママも落ち着いて食事を楽しめるため、「子連れにやさしいお店」として集客率アップを狙えます。小上がりにローソファーを置いて、足を伸ばして寛いだり赤ちゃんを寝かしたりできるような席を用意するのもおすすめです。

過ごし方の幅が広がる

ソファ席があることで、長時間座っていても体への負担が少なくリラックスして過ごせるため、お店での過ごし方の幅が広がります。ただ「食事をする場」としてだけでなく、勉強や仕事、お喋りなどでゆったりと過ごしてもらえます。ソファ席と椅子の両方を用意しておけば、その日の過ごし方によって席を選択できるためお店の使い道がより広がるでしょう。長時間滞在しやすいことで回転率は下がってしまう可能性はありますが、ゆったり寛げる空間を提供することで、幅広い層のお客様の獲得とリピーター率のアップを狙えます。

ソファ席を取り入れて寛ぎの空間に

今回は、飲食店でソファ席を取り入れるメリットについてご紹介しました。「ソファを置くとお店のスペースに余裕がなくなりそう」「普通のテーブル席で十分なのでは」と思う方もいるかもしれませんが、ソファ席にしかない魅力が数多くあります。お客様にゆったり食事を楽しんでもらえるよう、ぜひソファ席を取り入れてみてください。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。