COLUMNコラム

飲食店の内装にタイルを取り入れる|素材選びと注意点

飲食店の内装では、どのような素材を使うかによってお店の印象が大きく変わります。

中でも「タイル」は、色や形、質感のバリエーションが豊富で、カフェやビストロ、和食店など幅広い業態で取り入れられている素材です。水や汚れに強いため、デザイン性と実用性を両立しやすいのも特徴です。

この記事では、飲食店の内装にタイルを取り入れるメリットと、選び方や注意点をご紹介します。

これから飲食店を開業されるオーナー様は、ぜひご参考ください。

飲食店でタイルが選ばれる理由

タイルには、飲食店に適した特徴がいくつもあります。

水や汚れに強く手入れしやすい

タイルの表面は水や油が染み込みにくく、日々の拭き掃除できれいな状態を保ちやすい素材です。

厨房まわりやトイレ、洗面所など、水を使う場所との相性が良いことが大きなメリットです。

デザインの選択肢が広い

タイルは色や形、サイズ、釉薬の種類が豊富で、組み合わせや貼り方によっても印象が変わります。

レトロな雰囲気からモダン、和の空間まで、お店のコンセプトに合わせた表現がしやすい素材です。

長く使いやすい

適切に施工されたタイルは表面が傷つきにくく、素材としての寿命も長いため、人の出入りが多い店舗にも向いています。

タイルを取り入れやすい場所

タイルは、店内のさまざまな場所に使えます。

  • カウンターの腰壁や天板
  • 厨房やオープンキッチンの壁面
  • トイレや洗面コーナー
  • 客席や入口の床
  • ファサードの壁面

お客様の目に入りやすいカウンターや壁の一面に取り入れるだけでも、空間のアクセントになります。

タイル選びのポイント

タイルを選ぶときは、見た目だけでなく使う場所に合っているかを確認することが大切です。

床用と壁用を使い分ける

タイルには、床に使えるものと壁専用のものがあります。

床に使う場合は、水や油で濡れても滑りにくいかどうかが特に重要です。厨房や入口など、雨の日に濡れやすい場所では、表面の仕上げも含めて選びましょう。

目地の色と幅を考える

タイルとタイルの間にある「目地」は、空間の印象を左右するだけでなく、汚れがたまりやすい部分でもあります。

白い目地は清潔感がありますが、厨房まわりや床では汚れが目立ちやすくなります。使う場所に合わせて目地の色や素材を選ぶことで、きれいな状態を保ちやすくなります。

サイズと貼り方で印象をつくる

同じタイルでも、縦に並べるか横に並べるか、ヘリンボーンなどの柄にするかで印象は変わります。

小さなタイルは手仕事のような温かみを、大きなタイルはすっきりとした広がりを感じさせやすくなります。

他の素材との組み合わせを意識する

タイルは、木材や左官、金属など他の素材と組み合わせることで、より魅力を引き出せます。

たとえば、木のカウンターにタイルの腰壁を合わせたり、間接照明でタイルの凹凸や釉薬の色味を引き立てたりするなど、空間全体のバランスを考えて取り入れましょう。

タイルを使う際の注意点

タイルは硬い素材のため、重いものを落とすと割れたり欠けたりすることがあります。同じタイルが後から手に入らないこともあるため、補修用に予備を確保しておくと安心です。

また、一枚ずつ貼り付けるため、クロスなどと比べると施工に手間がかかり、費用や工期に影響することもあります。予算とのバランスを見ながら、使う場所を絞って取り入れることも検討しましょう。

まとめ

タイルは、水や汚れに強く、デザインの選択肢も広い、飲食店と相性の良い素材です。床用と壁用の使い分け、目地の色や幅、サイズと貼り方、他の素材との組み合わせを意識することで、お店のコンセプトを表現しながら、長くきれいに使える空間につながります。

店舗設計のクリアデザインは、東京渋谷区を拠点におく設計事務所として、飲食店のコンセプトに合わせた素材選びから内装デザインまでトータルでご提案しています。デザイン性と使いやすさを両立した店舗づくりをご希望のオーナー様をサポートいたします。

無料でご相談も承っておりますので、店舗設計に強い設計事務所をお探しのオーナー様は、ぜひ一度クリアデザインまでご相談ください。