COLUMNコラム

集客につながる飲食店の看板デザイン|種類と考え方

飲食店にとって看板は、お店の存在を知らせるだけでなく、「どんなお店なのか」を一瞬で伝える大切なツールです。

どれだけ内装や料理にこだわっていても、通りからお店に気づいてもらえなければ、新しいお客様の来店にはつながりません。一方で、情報を詰め込みすぎた看板はかえって分かりにくくなることもあります。

この記事では、飲食店の看板の種類と、集客につながる看板デザインの考え方、設置前に確認しておきたいルールをご紹介します。

これから飲食店を開業されるオーナー様は、ぜひ本記事をご参考ください。

飲食店の主な看板の種類

飲食店で使われる主な看板には、次のようなものがあります。

  • 壁面看板:建物の壁に取り付ける、お店の顔となる看板
  • 突出看板(袖看板):壁から垂直に突き出し、通りを歩く人の横からの視線に入る看板
  • スタンド看板:入口前に置き、メニューやおすすめを伝える看板
  • 窓面サイン:ガラス面にロゴや営業時間を表示するサイン

それぞれ役割が異なるため、立地や建物の条件に合わせて組み合わせることが大切です。空中階や地下の店舗では、路面からお店の存在を伝える看板が特に重要になります。

集客につながる看板デザインのポイント

看板は、美しさだけでなく「伝わるかどうか」を意識してデザインすることが大切です。

伝える情報を絞る

歩いている人が看板を見るのは、ほんの短い時間です。

店名や業態など、最も伝えたい情報に絞り込み、遠くからでも読みやすい文字の大きさや色のコントラストを意識しましょう。細かなメニューや価格は、スタンド看板などで役割を分けて伝えると分かりやすくなります。

お店のコンセプトとそろえる

看板の書体や色、素材は、お店の雰囲気を伝える大切な要素です。

内装やファサードのデザインと統一感を持たせることで、看板を見ただけでお店の雰囲気が伝わり、入店前の期待感にもつながります。

見る人の視点で位置を決める

歩行者が多い通りなのか、車からの視認性が大切なのかによって、効果的な看板の位置や大きさは変わります。

実際に現地を歩いて、どの方向から来る人が多いのか、どこからお店が見えるのかを確認しておくことが大切です。

夜の見え方も考える

夕方以降に営業するお店では、夜の看板の見え方も重要です。

看板自体を光らせる方法や、スポットライトで照らす方法など、照明の当て方によっても印象は変わります。昼と夜の両方でお店の魅力が伝わるように計画しましょう。

設置前に確認しておきたいルール

看板は、自由に設置できるわけではありません。

東京都の場合、屋外広告物条例により、自分のお店の看板(自家用広告物)であっても、表示面積の合計が5平方メートル(商業地域などでは10平方メートル)を超える場合は許可が必要です。また、地域によっては掲出できる看板の種類や大きさが制限されている場合もあります。

突出看板が道路の上空にはみ出す場合は、道路占用の許可も必要になります。テナントとして入居する場合は、建物の管理規約で看板の位置やデザインが決められていることもあるため、計画段階で確認しておきましょう。

まとめ

看板は、お店の存在と雰囲気を通りを歩く人に伝え、来店のきっかけをつくる大切な要素です。伝える情報を絞り、コンセプトとデザインをそろえ、見る人の視点や夜の見え方まで考えることで、集客につながる看板になります。屋外広告物条例や建物のルールも事前に確認しておきましょう。

店舗設計のクリアデザインは、東京渋谷区を拠点におく設計事務所として、看板やファサードを含めた店舗全体のデザインをご提案しています。通りから「入ってみたい」と感じてもらえる飲食店づくりをサポートいたします。

無料でご相談も承っておりますので、店舗設計に強い設計事務所をお探しのオーナー様は、ぜひ一度クリアデザインまでご相談ください。